禁煙外来の指導

薬の処方よりもカウンセリングが重要

禁煙外来の目的は禁煙を考えているけど、なかなか禁煙できない人へのサポートです。薬の処方もそうなのですが、薬のみで禁煙することができるのなら禁煙外来は必要ありません。禁煙外来に勤務した経験をもっている専門の医師が患者の指導に当たるのです。

禁煙外来では、薬の処方よりもカウンセリングが重要だといわれています。煙草を我慢しようとしても簡単に出来る訳ではないですよね。少しずつ煙草の量を減らす必要があります。カウンセリングでは医師から喫煙の怖さについての説明があるのです。医師から話を聞くだけでも、自分が思っている以上に喫煙がどれほど恐ろしいものか、というのがわかると思います。それだけでもタバコをやめたい、と真剣に思うでしょう。

受動喫煙で健康被害を与えている

煙草を吸うこと早く死んでしまうと脅されて、自分だけではなく家族にも受動喫煙で健康被害を与えているといわれます。患者が自分で禁煙しようと思う気持ちが大切です。禁煙するための計画表を作成してもらい、3ヵ月位の計画で生活をします。

3ヵ月の中で5回ほど診察を受けるための計画表が作成されます。医師のカウンセリングを受けるたびに禁煙の怖さを何度も説明されます。自分の命を削り、お金を払い、煙草を吸う価値があると考える人は少ないと思います。そう考え始めることが重要となるのです。

期間

禁煙を考えている人は多くいるのですが、簡単にやめることが出来ないのが煙草です。禁煙外来で禁煙の指導をしてもらう際、どういった手順になるのでしょうか。全体の期間は大体の3ヵ月といわれています。人によっては、様々な事例があると思います。

強い意志を持つことによって禁煙しようと考えている人であれば、禁煙外来の必要はあまりないと思いますが、ごくわずかな人だと思います。禁煙を始めようとする日は決定されていて、それは、けじめをつけるためです。禁煙しようとだらだと考えている間は禁煙することができません。

寝る前などの習慣となっている煙草をやめるポイント

自分がどういった時に煙草を吸っているのかを振り返ってみるのです。起床時、食事後、寝る前などの習慣となっている煙草をやめなければなりません。日常から何本の煙草を吸っているかによって禁煙のしやすさが異なるのです。ヘビースモーカーの方はニコチン依存症になっている可能性が高いので、禁断症状も大きいでしょう。

禁断症状を乗り切ることが出来れば、成功まではあと少しだと考えてください。禁煙を成功させても、煙草を吸ってしまう人は少なくないのです。週刊となっていた煙草の存在を思い出してしまうからです。煙草を吸うことによって気持ちが落ち着くのであれば、変わりとなる物を見つけなければなりません。まずは口に何か他のものを入れるようにすると気が紛れます。